株式会社エス・アイ

エス・アイの取り組み

エス・アイの取り組みEFFORT

様々な制度導入から20年あまりの実績があり、従業員は抵抗なく、その時の状況に合わせ、短時間勤務することも、休むこともできる環境になりました。
育児休暇などの休暇に期間の定めはなく、家庭環境などが整い、復職できる状態になれば、復職が可能です。
また、勤務形態の変更だけでなく、業務の内容についても同様に、個々に相談しながら柔軟に対応を行っています。
エス・アイ独自の制度によって、個々の背後にある環境に合わせ、調整することが可能な仕組みとなっています。

ワークライフバランス

1.ワークシェアリング

  • 多様就業対応型ワークシェアリング
人員を増やすと短時間で終了する
▲人員を増やすと短時間で終了する。
誰もが業務に対応できるシステム
▲誰もが業務に対応できるシステム

当社は、日本ではまだ数少ないオランダ型ワークシェアリングを一部導入し、エス・アイ版(多様就業対応型)として実施しています。
業務ごとに担当者を決めてしまうと能力の孤立化を生み、欠勤や病欠などで長期不在の時は業務が滞ってしまいます。また、技術力の孤立化は度重なる残業を招き、集中力の低下からミスが多発し、個人の実績評価が下がります。このような事態を避けるため、当社では複数の人員で業務の共有化(ワーク・シェアリング)を図っています。人員を増やして対応することで、残業をなくし、社員が会社に束縛されない体制を整えています。

< オランダ型ワークシェアリングとは? >
オランダの就業体系は、主にフルタイム・大パート・中パートから成ります。パートタイム労働を主体とし、日本で言う正社員がこれに当てはまります。
しかし、日本と違って、フルタイムとパートタイムの賃金差はわずか5%程しかありません。
1982年、オランダでは 『 同一労働価値であれば、パートタイム労働社員とフルタイム労働社員との時間あたりの賃金は同じにする。』 との差別禁止要項が設けられています。就業時間ではなく、個人の貢献度による賃金確定システムです。
一人ひとりが一日の時間を有効に活用し、フルタイムとパートタイム間の賃金格差をなくすという理想的な労働体系です。

心つなごう21世紀 一人ひとり持てる力を発揮できる楽しい職場をめざして

2.自由出勤制度

自由出勤制度イメージ

自由出勤制度とは、出勤・退勤時間を個人で自由に設定することができる制度です。育児であわただしい主婦層や、フルタイムで働けない従業員にとっては、理想的な出勤制度となっています。
左図は、ある従業員の勤務状況です。1日に何度も出勤・退勤が可能で、仕事も家庭も充実した環境でおくることができます。

3.全社員時間給制

全社員時間給制イメージ

当社の給与体制も従来は、社員は月給制、パートタイマーは時間給制でしたが、双方には様々な格差問題がありました。それらの問題を解決するため、全社員時間給制度(ボーナス含)を導入。従業員の意欲向上を図るため実績評価額となっています。半年毎に個人の実績を基に時間給の見直しを行います。

4.エイジフリー(高齢者・障がい者が働きやすい職場)

エイジフリー(高齢者・障がい者が働きやすい職場)イメージ

現代の日本の制度は、どんなに高い能力をもつ方でも、定年退職制度により会社から締め出されます。高齢化が進む日本では、定年が来ても意欲や能力の衰えない方がたくさんいらっしゃいます。そんな方達に安心して長く勤めることができるエイジフリー制度を導入。
年齢に関係なく、働く意欲のある社員は本人が希望する限り働き続けることができます。